賊ヶ岳と七七頭ヶ岳
関西100名山、賊ヶ岳(しずがたけ)421m
2006・9・23<前半>
琵琶湖の北部にもう1つの湖「余呉湖」が有りますが、
余呉湖の南に並んである「賊ヶ岳」に今回アタックします。
賊ヶ岳は、木之本方面からロープーウェイで行くことが出来ますが、ふもとからの登山道や、
余呉湖方面からの沢山のルートが有ります。今回私達は、
余呉湖入口の物産館駐車場で車泊した。きれいなトイレと洗い場が有る。少し移動し、
大岩山ルート登山口に駐車。

山頂まで2.4キロと道標が有る。ザックいらないな!
と飲料水だけ持って、7時15分出発。きれいに整備された階段状の急登り道。
朝の冷たい空気が気持ちいい。すぐに広い林道と合流。
道標には「山頂まで3.5キロ」と有る。「あれ??山頂に向って歩いているのに、
なぜ遠くなるの?」と不思議に思いながらとにかく先に進む。7時40分平坦な分岐に
「大岩山」と有るが、山頂とは思えない山頂。

大岩らしき岩が見当らなが記念碑がある。
奥に進むと立派な中川清秀の墓と広場があった。
元に戻り、広くてきれいでゆるやかな尾根道を気持ちよく進む。
早朝の登山に適したウォーミングアップコースです。
東海自然道になって、遊歩道100選に選ばれている。山頂に向って歩いているのに、
所々に有る道標の距離表示は、ゴムの様に伸びたり縮んだりアベコベです。
朝まだ頭が起きてないのか理解に苦しみました。賊ヶ岳の戦場の歴史を感じながら、
小さくアップダウン繰り返し、急斜面を登りきると、8時20分賊ヶ岳山頂到着、421m。


山頂は広く芝状の広場。大きなトイレや展望所が有る。余呉湖がこんなに小さいかなー?
と思うほど1目で見渡せます。

真下に国民宿舎や、南には琵琶湖の湖北が見える。
貸切の山頂を満喫して下山開始。国民宿舎に下りても良いが、道路歩きは嫌なので、
元来たコースを引き返す。9時20分下山。次はすぐ近くの「七七頭ヶ岳」です。
関西100名山、七七頭ヶ岳(ななずがたけ)693m
2006・9・23<後編>
余呉湖から移動し、R365を北に進み、県284を上丹生集落目指し、
茶わん祭りの館過ぎ、高時川の橋渡り集落の外れに小さな橋を左に渡るとすぐ、
広い駐車スペースと登山口と石の道標が有ります。


ここは昨日下見に来ました。
山仕事の車2台あった。仕度して9時50分、再び登山開始。朝1番の登山は涼しかったが、
段々熱くなってきている。賊ヶ岳と違い、最初から急登りが続き厳しい。良く踏まれた登山道です。
朝の分まで汗が出てきた。やたらとクモの巣が多くて、ストックをカマキリの立ちこぎ状態で
進まないと大変です。やっとピークに着き、左の斜面が伐採されて見晴らしいい尾根歩き。
再び登りが続く。相変わらずクモの巣の攻撃。注意しないと頭や顔中クモの巣のおとりになります。
「ねーメガネの上何か付いてる?」とこうちゃん。見ると立派なクモが自分のクモの巣にからんで、
こうちゃんのメガネの上でもがいていた。おかしいやら、気持悪いやら・・・
植林から自然林に変り、

大きなブナの木に会えた。ずっと登りづめ、お堂が見えてきて、
11時、七七頭ヶ岳山頂到着、693m。山頂は見晴らし無くてなんだか寂しい山頂。


なんか少し期待はずれでした。

お堂の横でツルリンドウ見つけ、今日初めての花で喜ぶmiyo。
ここで昼食する気になれないのですぐ下山。ブナの木付近で3人の男性と出合った。
尾根の見晴らしいい場所で軽く昼食。11時45分再び下山開始。
尾根からこの先は急下りやなーと、下りかけたら60代のご夫婦が登ってきた。
「この山結構人気あるのかなー?」と会話すると、偶然にも同じ尼崎から来た方でした。
少し立ち話して別れ、12時15分駐車場到着。
ランクルが少し地面にオイル漏れの気配あるので心配になって帰ることにした。
時間有るので日本海側から京北のいつものコースで、
名田庄村の道の駅で地元のそば粉買って帰路。
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