新年ボランティア



新年、ふるさとでボランティア?
2004・12・31〜2005・1・2
我が家のお正月は、岡山の実家で迎えるのが、毎年の行事となっています。 今年もその予定で、12月31日、朝から帰る準備していると、なんだか天気が怪しい。 雨が降るのかなー?と外を見ると、雨ではなく雪が降り始めました。「すぐに止むだろう」と、 思っていたら、どんどん降り続き、見る見る雪景色!道路も屋根も白くなり、 こんな都会では珍しい銀世界です。道路では、車は少なく、もちろんバイクや自転車はほとんど 走っていない。近所の子供たちは大喜び!でも大人は大迷惑。 年末の仕度で忙しいのに外に出にくい状況。私たちも準備次第出発しようと思っていたが、 近畿内の高速道路全面雪の為通行止め!藤井寺に住むおばさんが、 私達と同行して帰るため電車でやって来た。 「電車は異常に人が多かったよ。雪のため車あきらめて、電車利用しているらしいよ」と話す。 なるほどなー。ランクルは四駆だし、スタットレスタイヤなので、高速ダメなら地道で帰ろう! と思いましたが、それも無理。どこの一般道路も大渋滞!我が家のたー君は、 スタットレスに変えたバモスで、大学の友人と福井へ向ってスノボーへ地道で出発。 私達は年末、新年を、我が家で迎えることに。あきらめは早い。 おばさんと3人で近くの温泉に行きました。 3人でのんびりお酒飲んで、結婚して初めての我が家の年越し。「あけましておめでとう!」 と、元旦の朝。相変わらず高速道路雪の為通行止め。天気は少しずつ回復傾向。 昼頃通行止解除になり行動開始。途中2箇所の停滞あったが、夕方岡山の実家に到着できました。



それから先はいつものパターン。コタツでゴロゴロ。2日の昼、「ゴロゴロしていると太るなー」 と、こうちゃん。実家の周りは30cmの雪。 県道から桜集落までの道が雪で走りにくいのにひらめいた美代ちゃん。 「村の道を雪かきボランティアしようよ!」「そうだな!いい運動になる!」と動き出した2人。



ちょっと遊びのつもりで参加したおばさん。なんとなく参加したお父さん。 4人であらゆる道具持ち出し雪かき始めたが、思ったよりも硬くて大変! 雪が凍っててなかなか重労働。



「結構しんどいなー」「もうやめようよ」と言ってた先、ガリガリの作業の音を聞きつけて、 近所のおじさんが「ごくろうさん」と1人やってきました。 「いやいや、私達勝手に遊んでいるのですが・・・」と言ったが遅かれし・・・。 雪かき始まり、一人増え、2人増え・・・初詣帰りのおじさん増え・・・ 気がつくと合計10人で作業しています。私達、こうなったら勝手にやめること出来ません。 遊びでは出来なくなり、帰るに帰れなくなりました。



結局300mの距離を3時間かけて、汗だくになり雪かきしました。 結果、村の人には大変感謝されました。 なんだか筋肉痛の気配!「やめとけばよかったなー」と64歳のおばさん。 「だれや、雪かきしようと言ったのは!」とすっかり酔いがさめたお父さん。 こうなったら温泉行こう!真庭温泉で筋肉解しました。 近所のおじさん達、雪などほっといて、ゆっくりお酒飲んで、のんびりして居たかったのでは?・・・ 新年そうそう、村の人を付き合わせたと言うか、私達が付き合ったと言うか。 田舎の人は心が暖かいです。皆ニコニコいい顔。 いい事したなー?。とちょっぴり自己満足のスタートです。

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