仙ヶ岳



近畿100名山、仙ヶ岳961m(95座目)
2006・5・16
先日、烏帽子岳の帰り温泉入浴しながら考えた。鈴鹿山脈来るには結構時間かかるし、 もう少ししたらヒルが出る。特に仙ヶ岳は・・・早めにアタックしなければ・・・ そう思ったら帰りづらくなって、思い切って明日も登ろう!と決める。 菰野道の駅まで戻り車泊。朝方から雨が降ってきた。いやだなー! 天気予報では小雨で昼には上がるらしい。とにかく行ってみよう。 入道ヶ岳の時下見したので直行。石大神の砕石場通り、 小岐須渓谷キャンプ場(閉鎖)を通過し荒れた林道を走る。 入道ヶ岳や野登山の登山口があった。最近雨が多いせいか、大きな水溜りがあったり、 道路がえぐれて走りにくい。ランクルは車高高いので問題なく通過出来た。林道終点に駐車。



小雨が続いているが仕方がない。こんな日もちろん誰も居ない。 支度していたら1台の車が来た。登山者かな?と少し嬉しくなったが、 若いご夫婦で山作業の為だった。今にも止みそうな小雨だが、雨具の準備して9時20分出発。 沢を渡り、砂防ダム横の植林に入るとすぐに2つにコース分かれるが、分りにくいので注意。 左に仙鶏尾根コース取り左に沢を見て進み、沢横ぎり沢が右と変る。湿った沢沿い。 まだヒル居ないだろう!と思って居たのが間違い。 miyoの靴下に小さな枯葉の様な物がくっ付いていた。 払ったらすぐ落ちたが、感触がなんだかいや〜な予感。「ヒルかもョ!」 ヒル除けスプレーして無いので、沢道を急ぎ足で通過。沢から離れ植林をジグザグ登る。 このコースはふみ後が薄くて迷いやすいので、テープ目印を見逃さないように進む。 尾根に辿り着き野登山からの仙鶏尾根コースの道標がある。後は道標に従って進む。 山作業のチェーンソーの音がしている。 尾根は緩やかにアップダウン繰り返すが全て痩せ尾根。所々崩れて危ない箇所が目立つ。 注意して進みます。足元にはイワカガミの群生。



所々ではない。 尾根一面から谷に向って凄い数の量。



こんなに沢山群生の花見たの初めてです。 ヒルの恐怖といやな雨で、最悪と思って居たのが最高の気分に変った。 危ない痩せ尾根もスリルあって面白い。



尾根から岩場に変り、木の根につかまりながら岩登り。 登りきったらロープ張った少し砂混じりの岩下り。何度か岩を越え、雑木林に変り、 大きな面白い仙の石がある。



仙の石見送り少し進むと、11時30分仙ヶ岳東峰到着955m。



木に囲まれて視界が無い。少し戻り仙ヶ岳目指す。11時40分仙ヶ岳到着961m。 山頂は狭いが、天気よければ見晴らし良いだろうなー。ガスで周りは雲の上状態。 風が吹くので小社峠コースで早々下山。小社峠で昼食。 霧雨が降って湿った服が冷えるので軽く食事してが下山。小社峠から屏風岩コースを取る。 踏み後はしっかりあって植林の歩きやすい道。沢に近づき何度か渡る。 伐採作業中の山が続く。周遊分岐合流して1時35分駐車場到着。 山作業のご夫婦は車で昼食中。こんな日に好きやなーと言いたい感じ。自分でもそう思います。 天気回復悪いのでしばらくして帰っていった。 湿った服着替えていると「これなに??」とこうちゃんが脱いだズボン持ち上げて見ている。 大きなヒルが体を長く伸ばして獲物狙っている。「ヒルや!ヒルやで!!」と大騒ぎ。 やっぱり居たのだ恐怖のヒル。今から先、今日の登山コースはヒルの溜まり場です。ご注意です。 再び悪路を走りタイヤドロドロ。東名阪工事中の為、R1を走り亀山から西名阪で帰宅。

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