ここだけの話です!
2005・4・6
もうそろそろ春の花の季節です。私の近所はまだ桜は5部咲き。
少し肌寒い日もあり桜はゆっくり開いています。
大阪と京都の県境近くに「福寿草」が咲いていると情報知り、
場所はっきりしないがどうしても福寿草見たくて行ってみることにしました。
雪解け頃に咲く花ですが、今年は少し寒いので残っているかも?と期待し、
自然保護公園に向ってみた。
どの位置に福寿草あるのか知らされていなかったので検討がつかない。
誰かに合わないかなーと思いながら歩いていたら、
たまたま途中出合った休憩中の「森の案内人」の腕章付けた女性が2人居た。聞くと、
「福寿草はもう終わっていますよ。でも少しだけ残っているかもしれない」
と場所を聞き向ったのはいいが、広い山の中何所に咲いているのか、
見たことない花なので葉っぱも分らない。
どんどん下って行ったら谷に出てしまった。
綺麗な沢の景色なのでとにかくここで昼食摂ろうリュック置き、
こうちゃんはお湯を沸かして準備する。
向かいの川に入ってシャッター押している写真家風高齢の男性が居た。
話すると「福寿草はここで無いよ。もっと上だよ」と教えてくれた。
「ところで何撮っているのですか?」と聞くと、良く聞いてくれた!
これはね、絶滅の危機でこの谷にしかない「ヤマシロネコノメソウ」だよ。
とても可愛いだろー!数年前はここ一面黄色の花一杯だったのになー。
もう少ししか残っていないので保護されているんだ!と話してくれた。
植物に詳しいおもしろいおじさん。私を案内しながら「うわぁ〜!」と、
突然大きな声を出して地面に張って写真撮り出した。

カメラの先見ても私にはただの紫草にしか見えません。「な・なに・撮ってるの?」と聞くと
ここにしかない絶滅の植物に似ている!これが本当ならこれはすごい!と言いながら必死に写真撮っている。
植物の名前聞いたが色々お話してたら忘れました。トホホ・・
私には良くわからないので花より団子、「お腹すいたので食事してま〜す」と言うと、
「わしも昼するわ」とおじさんも休憩しているはずだったのに、
いつの間にかカメラマンのおじさんは消えた。私達もとにかくここの花撮って行こう!
写真撮っていると沢から2人の自然監視人が来て挨拶する。
この山に入るのは入山届け必要だった見たいで入山届記入した。
再び来る時の為FAX用紙もらった。
監視人に保護の区域や歴史や花の説明してもらった。おまけに福寿草の所まで案内してくれた。
間違えたお陰で得したなー。毎日巡視しているらしい。ご苦労様です。


とても小さいけど可愛い黄色のヤマシロネコノメソウは絶滅寸前。
白いミヤマカタバミ。白色は高山しかなく低山になると黄色だそうです。
この谷の珍しい花。


福寿草(キンポウゲ科)は皆に踏まれ、株を持ち帰られ、ほんの少しだったのを、
立ち入らないようロープしたら絶滅のがれ、
3年でここまで増えた様です。綺麗に咲くには5年以上かかるそうです。
ありさんが種を運んで増やすのだそうです。アリさんマークの引越屋の活躍。
人参の葉っぱに似ています。色々と丁寧に説明してくれてとてもラッキーでした。
僕達は花は見ないで小さな双葉の新芽を見るのが楽しみなんだ!と言ってました。。
もっと、もっと自生増やしてこの斜面一面花一杯にしたくて保護に力入れているとの事。
でも自然保護しているのであまり人に来て欲しくないらしい。
だからインターネットに載せて欲しくないと言われました。なるほど、そうかもしれません。
どうしても大勢の人が来ると自然破壊が始まりますから。
でも珍しい花だけでも紹介したくて書きました。口コミは仕方が無いとか。
場所は・・・・・・です。え?ヒントですか?うぅ〜ん〜!どぉ〜しよっかな〜!
あまり何でもポンポン言うと良くないしねぇ〜!
ほんとうにここだけの話ですから!!
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