あれはなんだ?
04/2/14
高見山の水を汲みに行った帰りのことです。
R166から県道16に入り、
吉野川沿いを走行中、日本おおかみの石像があるところまで来たところで
なにやら変なものが山の谷間に浮かんでいます。
双眼鏡で見るとそれは、ヘリコプターが、約長さ6m、直径30〜40cmの
吉野杉の原木を運んでいるところでした。
この日は春一番が吹いた日です。山の木も大きくゆれていました。
こんな日に、ヘリコプターが一度に5〜6本の原木を運んで私たちの前まで来て
原木を下ろしてゆきます。
4キロほど離れた山の谷から運んでいるようです。
それは50秒間に一度くらいのペースで原木を運んできます。目にも留まらぬ速さです。
ヘリコプターの下部には30mほどのワイヤーがついていました。
そのワイヤーの先はヘリコプターからの操作で切り離しができるみたいです。
ヘリコプターは原木をおなじところに寸分のくるいもなく下ろして行きます。
しばらく見ているとヘリコプターが大きくゆれて、吊るしている原木が傾いて
落ちそうになり、どうするのかと思っていると、なんと、ヘリコプターのパイロットが機体を
上下に揺らした。すると、みるみるうちに、傾いていた原木が水平になっていくではないか!
そして、なにもなかったかのように原木を下ろしてから着陸しました。
お見事!思わず拍手しました。
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