依遅ヶ尾山



関西100名山、依遅ヶ尾山(いちがおやま)540m
2006・6・25
昨日由良ヶ岳から移動し、R178道の駅「てんきてんき丹後」で車泊。6時頃起床。 すぐ近くに後ヶ浜海水浴場がありホテルや民宿街です。 曇り天気だが空は明るい。雨降る様子ない。今日はテーブル広げてコーヒーたてて、 ゆっくり朝食にする。昨夜早くから函館ナンバーのキャンピングカーが 止まっていた。他10台位車泊している。道の駅出て登山口移動する。R482少し戻り、 JAガソリンスタンド信号左折、府75を道なりに進んでいると迷ってしまい、 畑仕事しているおじさんに尋ねたら丁寧に教えてもらった。親切に有難うございます! 国道から府道に入ってわずか走ると左の集落の理髪店横の広い道を北へ進む。 案内道標があった。まだ新しい広い道を進む。正面に依遅ヶ尾山がきれいに見えてきた。 左に登山口広い駐車場がある。



一番乗りです。時より黒い雲が流れている。 天気予報では午前中は持つらしい。コースタイム短いので、軽装で仕度して7時50分出発。 車が通れる位の道を歩く。チドリソウがきれいに咲いている。



10分位歩いたら、わらぶきで出来た、変った建物があった。



これは「ありが塔」と言って近くの老人会が造ったらしい。中に石のテーブルがある。 ここから右にコース変り自然道になる。石混じりの草が伸びた狭い道をジグザグ登っていると、 ブルーンブルーンと音がする。何の音?何の鳥?と言いながら歩いていると、 狭い道を40代の男性のオートバイが苦戦しながら下りて来ている。 「えっ!こんな道を走るの!?」と思いつつ挨拶する。「山頂まで行ったのですか」と聞くと、 とても苦笑いして「いや、いや、そこまで」と言ってすれ違う。 湿っているのでとても滑りやすく、不ぞろいの石が多いので断念したのだろう。 考えてみてもバイクが走れる道でない。登山道を軽率なんではと思いました。 バイクを見送り、まだまだ草が多い湿った道が続き、ひときわ目立つ大きなキハダの木を過ぎ、



大きなモミのやブナの木が多い、自然林に変り道も広く歩きやすい。 「気持ちいいね〜!」と言いながらゆっくり標高を上げていく。 ここだったらバイクは楽?それはダメダメ自然破壊になりますから・・・ 山が開け見通し良くなって、小さな広場に石で出来た祠があった。



周りにはホタルブクロの白い花が沢山咲いていた。ここを1段登って広い尾根が、 依遅ヶ尾山山頂540m。50分で登って来ました。真ん中の位置に三角点が有る。



山頂はすごく見晴らし良く、丹後半島やスイス村太鼓山の風車や久美浜など見える。 少しガスって居るが、気持ちいい風吹いて、昨日のこと思えば大満足です。 子供が小さい頃、経ヶ岬や袖志の平の浜などに毎年夏に海水浴行った事が懐かしい。 ゆっくり休憩して下山開始。途中、地元の60代女性が1人で登ってきた。挨拶すると 「岡山の車の方ですよね!」「車はそうですが、尼崎から来ました」 「えー?でも遠い所から、なんでこんな小さな山にわざわざ?」などと会話。 女性は健康の為良く登っているらしい。 「草刈が出来てなくて歩きにくかったでしょう!」と言う。いつも老人会が草刈しているらしい。 女性と別れ、ありが塔の近くでご夫婦と出合った。「早くに登ったのね!」など、さっきと同じ会話。 この山はなかなか地元では人気らしい。頭上にまだ青いオニグルミが沢山。



9時40分駐車場到着。雨がパラパラ落ちて来た。 先程のご夫婦の事心配するが、空はまだ明るいので大丈夫の様。 早くも単独の女性が下山して帰って行った。すごい!元気だね! この後もう1度道の駅戻り、朝市で野菜を買い、のんびりと但東町に向かう。 昼食するのにシルク温泉向かいの山の林道をドライブ。 1度も行ったこと無い林道に入るが、複雑に林道が延びている。 途中小雨の中、パラソル広げ明るい峠で昼食。 新しく伸びたガタガタ道が続き、先の道の予想が付かないので引き返す。 シルク温泉入浴し帰宅。

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